介護職の人材は、具体的にどの程度不足しているのでしょうか。
2021年7月9日に公開の厚生労働省「介護人材確保に向けた取り組み」によると、介護職員の有効求人倍率は増加の一途をたどっています。現状で不足しているだけでなく、介護人材の需要推計では、2023年度で約22万人、2025年度では約32万人の介護職員が不足すると見込まれています。この問題を解消するためには年間約6万人の新たな介護職員を確保する必要があります。
そのため、国は介護職員の不足解消に向けた様々な施策を行っています。