不足している保育士の数は現在7.4万人

厚生労働省の発表によると、平成26年の時点で必要な保育士の数は46万人にもおよぶことがわかっています。一方で実際に保育士として働いているのは38.6万人で、その差は7.4万人にも登ります。

ほとんどの都道府県で保育士が不足しているのが現状です。

しかし、保育士資格を持つ人が少ないというわけではありません。

保育士資格を持つ方は多くても、その半数は保育士として就労していません。さらに保育士として就労しても、5年以内にやめてしまう方が8割を超えています。

これらの背景には、労働環境についてのさまざまな問題があります。賃金、人間関係、労働時間など、保育士の人材が不足している原因は山積しています。