美容業界には、美容師、アイリスト、ネイリスト、エステティシャン、ヘアメイクなど、さまざまな仕事があります。
「美容の仕事を続けながら、もっと収入を上げたい」「関東で給料の高い美容求人を探したい」と考えている方も多いのではないでしょうか。
美容業界の収入は、職種だけでなく、技術力、指名数、客単価、歩合率、役職、働き方によって大きく変わります。
この記事では、関東の美容業界で高収入を目指しやすい仕事をランキング形式で紹介します。収入を上げる方法や、求人を選ぶ際のポイントもあわせて解説します。

- 美容業界で給料が高い仕事ランキング
- 1位:スタイリスト
- スタイリストが収入を上げる方法
- 2位:美容カウンセラー
- 美容カウンセラーが収入を上げる方法
- 3位:美容インストラクター・美容学校教員
- 収入アップにつながる経験
- 4位:ヘアメイク・ブライダルヘアメイク
- ヘアメイクが収入を上げる方法
- 5位:理容師
- 理容師が収入を上げる方法
- 6位:エステティシャン
- エステティシャンが収入を上げる方法
- 7位:アイリスト
- アイリストが収入を上げる方法
- 8位:ネイリスト
- ネイリストが収入を上げる方法
- 9位:美容部員・化粧品販売
- 美容部員が収入を上げる方法
- 10位:セラピスト・マッサージ
- セラピストが収入を上げる方法
- アシスタントやjr.スタイリストでも収入は上げられる?
- 関東の美容業界で収入を上げる5つの方法
- 1.基本給だけでなく歩合の条件を確認する
- 2.客単価と集客力を確認する
- 3.専門性の高い技術を身につける
- 4.役職や指導職へキャリアアップする
- 5.経験を評価してくれる職場へ転職する
- 正社員と業務委託・面貸しはどちらが稼げる?
- まとめ
- 参考資料
美容業界で給料が高い仕事ランキング
| 順位 | 職種 | 高収入につながるポイント |
|---|---|---|
| 1位 | スタイリスト | 指名売上・店販売上・業務委託・独立 |
| 2位 | 美容カウンセラー | インセンティブ・契約実績・役職手当 |
| 3位 | 美容インストラクター・美容学校教員 | 専門知識・指導経験・企業勤務・役職 |
| 4位 | ヘアメイク・ブライダルヘアメイク | 案件単価・指名・撮影・ブライダル |
| 5位 | 理容師 | 指名・高単価メニュー・店長・独立 |
| 6位 | エステティシャン | 施術売上・契約歩合・物販・役職 |
| 7位 | アイリスト | 指名料・施術売上・回転率・独立 |
| 8位 | ネイリスト | 指名客・高単価デザイン・独立 |
| 9位 | 美容部員・化粧品販売 | 販売実績・賞与・外資系・役職 |
| 10位 | セラピスト・マッサージ | 指名・施術数・業務委託・独立 |
このランキングは、資格を取得しただけで高収入が保証される順番ではありません。経験を積んだ後の昇給、歩合、役職、独立などを含め、収入を伸ばしやすい職種を総合的にまとめたものです。
1位:スタイリスト
美容業界で高収入を目指しやすい代表的な仕事が、ヘアサロンのスタイリストです。
スタイリストの給与は、基本給に加えて、指名売上、フリー売上、店販売上、指名料などに応じた歩合が支給される職場があります。担当するお客様や指名客が増えるほど、収入を伸ばしやすくなります。
関東には高単価サロンや業務委託サロンも多く、経験者向けに保証給を設けている求人もあります。また、店長やエリアマネージャーへの昇進、面貸し、独立開業など、幅広いキャリアを選べる点も特徴です。
スタイリストが収入を上げる方法
- 指名客とリピーターを増やす
- デザインカラーや髪質改善など高単価技術を身につける
- 店販商品の提案力を高める
- 店長やエリアマネージャーを目指す
- 歩合率の高いサロンや業務委託へ転職する
- 固定客を増やして独立開業する
2位:美容カウンセラー
美容カウンセラーは、美容クリニックなどでお客様の悩みや希望を聞き、施術内容や料金、通院方法などを案内する仕事です。
医療行為は行いませんが、美容施術に関する知識や分かりやすい説明力、お客様の希望を正確に理解するカウンセリング力が求められます。
勤務先によっては、基本給に加えて、クリニックや個人の業績に応じたインセンティブが設けられています。実績次第で収入を伸ばしやすい一方、売上目標や評価基準は職場ごとに異なります。
求人へ応募する際は、インセンティブの有無だけでなく、支給条件、目標設定、評価方法まで確認しましょう。
美容カウンセラーが収入を上げる方法
- カウンセリング力と提案力を磨く
- 美容施術や化粧品に関する知識を増やす
- インセンティブの計算方法を確認する
- リーダーや店舗責任者を目指す
- 経験者を優遇する美容クリニックへ転職する
3位:美容インストラクター・美容学校教員
美容インストラクターは、美容機器や化粧品の使い方、施術技術などをサロンスタッフへ指導する仕事です。美容学校教員は、美容師を目指す学生に技術や専門知識を教えます。
施術者としての経験だけでなく、分かりやすく教える力や、商品の魅力を伝えるプレゼンテーション能力が求められます。
企業に所属する美容インストラクターでは、固定給、賞与、出張手当などが設けられている場合があります。サロン勤務よりも安定した給与体系を希望する人にも向いています。
収入アップにつながる経験
- 美容師やエステティシャンとしての実務経験
- スタッフ教育や新人研修の経験
- 化粧品・美容機器に関する専門知識
- 講習会やセミナーでの登壇経験
- 店舗管理やマネジメントの経験
4位:ヘアメイク・ブライダルヘアメイク
ヘアメイクは、撮影、テレビ、舞台、イベント、結婚式などで、出演者や新郎新婦のヘアセットとメイクを担当する仕事です。
会社員として働くほか、業務委託やフリーランスとして案件ごとに報酬を受け取る働き方もあります。経験や実績、担当する案件によって報酬差が大きく、技術と人脈を築くことで収入を伸ばせます。
特に関東では、広告撮影、芸能、テレビ、ブライダルなどの仕事が集まりやすいことが特徴です。ただし、早朝や深夜、土日祝日の仕事が多い点も理解しておきましょう。
ヘアメイクが収入を上げる方法
- ヘアセットとメイクの両方に対応する
- ブライダル、撮影、舞台など得意分野を作る
- 作品実績をまとめたポートフォリオを作る
- 着付け技術も身につける
- 現場経験を積み、継続案件と指名を増やす
5位:理容師
理容師は、カットやシェービング、スタイリングなどを行う国家資格職です。
メンズ専門店や高価格帯のバーバーでは、一般的なカットに加えて、フェードカット、シェービング、ヘッドスパなどの技術が評価されることがあります。
固定客を増やし、店長やオーナーを目指すことで、長期的な収入アップも期待できます。
理容師が収入を上げる方法
- フェードカットなど専門性の高い技術を習得する
- 指名客とリピーターを増やす
- 客単価の高いメニューを提案する
- 店長や複数店舗の管理職を目指す
- 経験を積んで独立開業する
6位:エステティシャン
エステティシャンは、フェイシャル、ボディ、痩身、脱毛などの施術やカウンセリングを行います。
基本給に加えて、施術売上、コース契約、化粧品販売などに応じたインセンティブが支給される職場もあります。そのため、施術技術だけでなく、接客力や提案力も収入に影響します。
エステティシャンが収入を上げる方法
- 痩身やフェイシャルなど得意分野を作る
- カウンセリング力を高める
- 指名料や売上歩合のあるサロンを選ぶ
- 店長やエリアマネージャーを目指す
- 経験を積んでプライベートサロンを開業する
7位:アイリスト
アイリストは、まつ毛エクステ、まつ毛パーマ、アイブロウなど、目元の施術を行う仕事です。施術を仕事として行うには美容師免許が必要です。
アイリストの収入は、施術売上や指名数、担当できるお客様の人数によって変わります。まつ毛と眉の両方に対応できると、メニューの幅を広げやすくなります。
アイリストが収入を上げる方法
- まつ毛パーマ、マツエク、アイブロウに幅広く対応する
- 施術時間を短縮しながら仕上がりの質を維持する
- 指名客とリピーターを増やす
- 歩合率や指名料の還元率が高いサロンを選ぶ
- 店長、講師、独立を目指す
8位:ネイリスト
ネイリストは、ネイルケア、ジェルネイル、スカルプチュア、ネイルアートなどを行います。
ネイリストとして働くための国家資格はありませんが、資格や実務経験、施術できるデザインの幅が採用条件や給与に影響する場合があります。
指名客を増やすほか、高単価デザインへの対応や施術時間の短縮も収入アップにつながります。
ネイリストが収入を上げる方法
- ネイル関連資格の上位級を取得する
- 持ち込みデザインや複雑なアートに対応する
- 施術スピードを高める
- 指名料や売上歩合のあるサロンを選ぶ
- シェアサロンや自宅サロンで独立する
9位:美容部員・化粧品販売
美容部員や化粧品販売スタッフは、お客様の悩みや希望を聞き、化粧品の提案やメイクのアドバイスを行う仕事です。
百貨店ブランドや外資系ブランドなどでは、賞与や販売実績に応じたインセンティブが設けられている場合があります。店舗責任者、トレーナー、本社職などへキャリアアップできる企業もあります。
美容部員が収入を上げる方法
- 販売実績を積む
- メイク技術と商品知識を高める
- 外資系や高価格帯ブランドへ転職する
- 店長やエリアマネージャーを目指す
- 研修担当や本社職へキャリアアップする
10位:セラピスト・マッサージ
セラピスト・マッサージの仕事には、アロマセラピスト、リフレクソロジー・足裏、ヘッドスパ、整体・カイロなどがあります。
勤務先によって、固定給、施術件数に応じた歩合、指名料など給与制度が異なります。業務委託では施術報酬の割合が高い場合がありますが、予約が入らなければ収入が安定しにくい点に注意が必要です。
セラピストが収入を上げる方法
- 複数の施術メニューに対応する
- 指名客とリピーターを増やす
- 客単価と歩合率を確認して職場を選ぶ
- 店舗責任者や研修担当を目指す
- 業務委託や独立も検討する
アシスタントやjr.スタイリストでも収入は上げられる?
アシスタントやjr.スタイリストは、スタイリストと比べて給与が低い傾向があります。しかし、技術試験に合格して担当できる施術を増やし、早くスタイリストデビューすることで収入アップを目指せます。
求人を選ぶ際は、初任給だけでなく、デビューまでの平均期間や教育カリキュラムも確認しましょう。
- 営業時間内に練習できるか
- モデル集客を会社が支援してくれるか
- 技術試験の基準と実施頻度
- スタイリストデビュー後の給与
- ウィッグ代や講習費の補助があるか
教育制度が明確なサロンを選ぶことが、結果的に早い収入アップにつながります。
関東の美容業界で収入を上げる5つの方法
1.基本給だけでなく歩合の条件を確認する
月給が高く見える求人でも、固定残業代が含まれていたり、歩合が発生する条件が厳しかったりする場合があります。
- 固定給はいくらか
- 固定残業代が含まれているか
- 指名売上とフリー売上の歩合率
- 指名料はどの程度還元されるか
- 店販手当や資格手当はあるか
- 最低保証給の期間と金額
月給の金額だけでなく、給与の内訳まで比較しましょう。
2.客単価と集客力を確認する
歩合制の場合、客単価が高くても入客できなければ売上は伸びません。反対に、集客数が多くても低単価メニューばかりでは、収入アップが難しいことがあります。
求人票や面接では、平均客単価、新規入客数、スタッフ一人あたりの担当人数などを確認することが大切です。
3.専門性の高い技術を身につける
髪質改善、デザインカラー、アイブロウ、痩身、ブライダル、着付けなど、専門性の高い技術は高単価メニューにつながりやすくなります。
複数の技術を広く身につける方法だけでなく、需要の高い分野に特化することも有効です。
4.役職や指導職へキャリアアップする
施術者として売上を伸ばすほか、店長、マネージャー、美容インストラクター、メイク講師、美容学校教員などへ進む方法もあります。
年齢やライフスタイルの変化に合わせて、教育や店舗運営の経験を積むことで、美容業界で長く働きやすくなります。
5.経験を評価してくれる職場へ転職する
技術や指名実績があっても、現在の職場の給与制度では収入が上がらないことがあります。
昇給基準が不明確な場合や、売上を伸ばしても給与へ反映されない場合は、経験者を優遇するサロンや歩合制度が明確な企業への転職も選択肢です。

正社員と業務委託・面貸しはどちらが稼げる?
| 働き方 | メリット | 注意点 |
|---|---|---|
| 正社員 | 固定給があり、社会保険や有給休暇などの制度を利用しやすい | 歩合率や働き方の自由度は勤務先によって異なる |
| 業務委託 | 売上に対する報酬割合が高い求人がある | 収入が変動しやすく、税金や保険の管理も必要 |
| 面貸し | 料金や働く時間を調整しやすく、顧客が多ければ収入を伸ばせる | 場所代や材料費が必要で、自分で集客するケースが多い |
業務委託や面貸しに変えれば、必ず収入が上がるわけではありません。すでに固定客がいるか、集客支援を受けられるか、材料費を誰が負担するかまで確認して判断しましょう。
まとめ
美容業界で高収入を目指しやすい仕事として、スタイリスト、美容カウンセラー、美容インストラクター、ヘアメイク、理容師などが挙げられます。
ただし、職種名だけで収入が決まるわけではありません。指名数、客単価、歩合制度、役職、勤務先の集客力などによって、同じ職種でも収入には大きな差が生まれます。
関東には、高単価サロン、業務委託サロン、美容クリニック、ブライダル、化粧品会社など、経験を活かせるさまざまな職場があります。
収入アップを目指す方は、月給だけでなく、歩合の条件、客単価、教育制度、福利厚生まで比較して、自分の技術や経験を正しく評価してくれる職場を探しましょう。
参考資料

