医療業界で給料が高い仕事ランキングTOP10

医療業界には、患者さんを直接支える仕事から、検査・画像診断・リハビリ・薬の専門職まで、さまざまな職種があります。

この記事では、厚生労働省の職業情報提供サイト「job tag」に掲載された全国の賃金データをもとに、当サイトで扱う代表的な医療職を比較します。関東で年収アップを目指す際の求人選びのポイントも紹介します。

ランキングを見る前に

年収は「令和7年賃金構造基本統計調査」を加工した全国平均です。関東だけの平均ではありません。また、job tagの統計は職業分類単位のため、複数の職種に同じ数値が表示される場合があります。勤務先、地域、経験、役職、夜勤・当直、雇用形態によって実際の年収は変わります。

医療業界で給料が高い仕事ランキングTOP10

1

薬の専門家

薬剤師

平均年収566.8万円

調剤、服薬指導、薬歴管理などを通じ、安全で適切な薬物治療を支えます。

2

妊娠・出産を支える

助産師

平均年収566.7万円

出産介助や妊産婦への保健指導、新生児ケアなどを担う専門職です。

3

画像検査・治療を担う

診療放射線技師

平均年収556.5万円

X線、CT、MRIなどの画像検査や放射線治療に携わります。

薬剤師566.8万円
助産師566.7万円
診療放射線技師556.5万円
保健師551.4万円
看護師524.7万円
臨床検査技師482.0万円
歯科技工士458.6万円
臨床工学技士454.2万円
PT・OT・ST・視能訓練士443.6万円
管理栄養士・栄養士404.0万円

順位 職種 平均年収 主な資格・要件
1位 薬剤師 566.8万円 薬剤師免許
2位 助産師 566.7万円 助産師免許
3位 診療放射線技師 556.5万円 診療放射線技師免許
4位 保健師 551.4万円 保健師免許
5位 看護師 524.7万円 看護師免許
6位 臨床検査技師 482.0万円 臨床検査技師免許
7位 歯科技工士 458.6万円 歯科技工士免許
8位 臨床工学技士 454.2万円 臨床工学技士免許
9位 PT・OT・ST・視能訓練士 443.6万円 各国家資格
10位 管理栄養士・栄養士 404.0万円 管理栄養士免許・栄養士免許

出典:厚生労働省「職業情報提供サイト job tag」各職業ページ(令和7年賃金構造基本統計調査を加工した全国値/2026年7月確認)

1位:薬剤師|平均年収566.8万円

薬剤師は、病院や調剤薬局などで処方箋に基づく調剤、服薬指導、薬歴管理、医薬品の管理を行います。病院では医師や看護師などと連携し、治療効果や副作用を確認するチーム医療にも参加します。

関東では病院、調剤薬局、ドラッグストアなど勤務先の選択肢が多く、業態や役職によって給与差が出やすい職種です。

必須資格薬剤師免許求人選び調剤・病棟業務の範囲、当直、認定資格手当、管理薬剤師手当を確認

2位:助産師|平均年収566.7万円

助産師は、妊婦の健康管理、出産介助、産後の母子ケア、授乳・育児指導などを行います。病院、診療所、助産所のほか、自治体の母子保健事業で活躍する場合もあります。

夜勤回数、分娩件数、オンコールの有無によって働き方と手当が大きく変わります。基本給だけでなく、夜勤・分娩・待機手当を含めて比較しましょう。

必須資格助産師免許(取得には看護師国家試験の合格も必要)収入アップ夜勤・分娩手当、専門経験、管理職へのキャリアアップ

3位:診療放射線技師|平均年収556.5万円

診療放射線技師は、X線撮影、CT、MRI、マンモグラフィ、放射線治療などを担当します。高度な医療機器を安全かつ正確に扱い、診断や治療を支える仕事です。

救急対応のある病院では夜勤・当直・オンコールが発生することがあります。モダリティ経験や放射線治療の経験が評価される求人もあります。

必須資格診療放射線技師免許求人選び担当装置、当直・オンコール、技師の配置人数、資格手当を確認

4位:保健師|平均年収551.4万円

保健師は、自治体、保健所、企業、病院などで、健康相談、保健指導、疾病予防、地域の健康課題への支援を行います。行政保健師、産業保健師、病院保健師では仕事内容や採用方法が異なります。

企業の産業保健分野では、保健指導だけでなく、復職支援、メンタルヘルス、健康経営に関する経験が評価されます。

必須資格保健師免許収入アップ産業保健、特定保健指導、メンタルヘルス、データ分析の経験を活かす

5位:看護師|平均年収524.7万円

看護師は、患者の観察や療養上の世話、診療の補助、処置、服薬管理などを行います。病院、クリニック、訪問看護、健診、介護施設など、働く場所は幅広くあります。

年収は夜勤の回数、診療科、勤務先の規模、経験年数、役職によって変わります。高月給だけでなく、人員配置や残業、夜勤体制も確認することが重要です。

必須資格看護師免許(求人により准看護師可)収入アップ夜勤、訪問看護、専門・認定看護、主任・師長などの役職

6位:臨床検査技師|平均年収482.0万円

臨床検査技師は、血液や尿などを調べる検体検査と、心電図や超音波など患者さんに直接行う生体検査を担当します。検査結果の精度管理も重要な仕事です。

病院では当直や緊急検査への対応がある一方、健診施設や検査センターでは勤務時間が比較的規則的な求人もあります。

必須資格臨床検査技師免許収入アップ超音波検査、細胞検査、精度管理、当直対応などの経験

7位:歯科技工士|平均年収458.6万円

歯科技工士は、歯科医師の指示に基づき、義歯、クラウン、ブリッジ、矯正装置などを製作・修理します。近年はCAD・CAMや3Dプリンターを使ったデジタル技工も広がっています。

歯科技工所や歯科医院、企業などで働き、経験を積んで独立開業する道もあります。納期や受注量によって労働時間が変わりやすいため、給与と勤務環境の両方を確認しましょう。

必須資格歯科技工士免許収入アップCAD・CAM、インプラント、審美技工など専門性の高い技術

8位:臨床工学技士|平均年収454.2万円

臨床工学技士は、人工呼吸器、人工心肺装置、透析装置など生命維持管理装置の操作と保守点検を行います。医療機器の安全管理を担う、医療と工学の専門職です。

透析、手術室、集中治療、心臓カテーテルなど、担当領域によって必要な経験が異なります。夜間・休日対応やオンコールの条件も比較しましょう。

必須資格臨床工学技士免許収入アップ人工心肺、カテーテル、集中治療、機器管理などの専門経験

9位:PT・OT・ST・視能訓練士|平均年収443.6万円

理学療法士(PT)、作業療法士(OT)、言語聴覚士(ST)、視能訓練士は、身体機能、日常生活動作、ことばや嚥下、視機能など、それぞれの専門領域で検査・訓練・支援を行います。

job tagでは同じ職業分類の統計値が表示されますが、実際の給与は職種、勤務先、経験領域によって異なります。

必須資格各職種の国家資格収入アップ専門領域の経験、訪問リハビリ、リーダー業務、後輩指導

10位:管理栄養士・栄養士|平均年収404.0万円

病院の管理栄養士・栄養士は、患者の状態に応じた栄養管理、献立作成、栄養指導、給食管理などを行います。管理栄養士は栄養サポートチームに参加することもあります。

掲載値は病院以外の勤務先も含む全国平均です。病院求人では、管理栄養士資格、臨床栄養の経験、栄養指導件数などが評価されます。

主な資格管理栄養士免許または栄養士免許収入アップ病態栄養、栄養指導、NST、給食部門の管理経験を活かす

関東の医療業界で年収を上げる5つの方法

  1. 経験が評価される診療領域を選ぶ救急、手術室、透析、訪問、画像診断など、経験領域が求人の業務と合うほど給与交渉もしやすくなります。
  2. 夜勤・当直・オンコールの条件を比較する回数と手当額だけでなく、実際の呼び出し頻度、翌日の勤務、休憩体制まで確認しましょう。
  3. 専門資格や認定資格を活かす専門・認定看護師、超音波検査、細胞検査、各種認定資格など、業務に直結する資格は手当や役割の拡大につながります。
  4. 主任・管理職を目指す主任、技師長、管理薬剤師、看護師長など、マネジメントを担う役職は基本給や役職手当のアップが期待できます。
  5. 年収総額と働き方をセットで確認する基本給、賞与、固定残業代、各種手当、年間休日、残業時間を合わせて比較してください。

給料だけで医療求人を選ぶときの注意点

  • 提示年収に夜勤・当直・固定残業代が含まれているか
  • 賞与の算定基礎が基本給か、支給実績だけの記載ではないか
  • 夜勤人数、当直体制、オンコール頻度に無理がないか
  • 担当業務と資格・経験が適正に評価されるか
  • 人員配置、残業時間、有給休暇の取得状況はどうか
  • 教育・研修費や資格取得支援の制度があるか

医療業界の給料に関するよくある質問

このランキングは関東だけの平均年収ですか?

いいえ。職種間を同じ条件で比較するため、厚生労働省job tagに掲載された全国平均を使用しています。実際の関東の求人給与は、地域、法人、経験、役職、勤務体制によって異なります。

医療事務がランキングに入っていないのはなぜですか?

job tagの医療事務には、医療事務だけに限定されない広い事務職分類の統計値が表示されており、実際の給与相場より高く見える可能性があるため除外しました。

夜勤が多いほど年収は上がりますか?

夜勤手当によって年収が上がる場合はありますが、回数、勤務時間、休憩、翌日の勤務体制を確認する必要があります。身体的な負担まで含めて判断しましょう。

同じ職種でも給与に差が出るのはなぜですか?

勤務先の規模、経験年数、担当業務、役職、夜勤・当直、地域、賞与制度などが異なるためです。求人票では月給だけでなく、想定年収の内訳を確認してください。

資格と経験を活かせる職場を探そう

関東の医療求人をチェック

給与、手当、勤務体制、休日、教育制度などを比較して、自分に合う求人を見つけましょう。

関東の医療求人を見る

関連記事がありません。

求人アット医療
転職辞典トップへ