国家資格で高収入を狙える
土地家屋調査士
平均年収981.1万円
土地・建物の調査や測量、表示に関する登記申請を行う専門職です。

建設業には、現場で技術を磨く仕事から、設計・施工管理を担う仕事までさまざまな職種があります。
「せっかく建設業で働くなら、将来しっかり稼げる仕事を選びたい」と考えている人も多いでしょう。
この記事では、厚生労働省の職業情報提供サイト「job tag」に掲載されている全国の賃金データをもとに、
建設・建築分野の代表的な仕事を年収順に紹介します。仕事内容や役立つ資格もまとめているので、仕事選びの参考にしてください。
記載している年収は「令和7年賃金構造基本統計調査」を加工した全国平均です。
同じ職種でも、地域・年齢・経験・資格・雇用形態・会社規模によって実際の収入は異なります。
また、job tagの統計は職業分類単位のため、複数の仕事が同じ数値になる場合があります。

国家資格で高収入を狙える
平均年収981.1万円
土地・建物の調査や測量、表示に関する登記申請を行う専門職です。
工事全体を動かす司令塔
平均年収679.1万円
建築現場の工程・品質・安全・原価を管理する仕事です。
専門性が収入につながる
平均年収679.1万円
建物の用途や条件に合わせ、意匠・構造・設備などを設計します。
| 順位 | 職種 | 平均年収 | 主な資格 |
|---|---|---|---|
| 1位 | 土地家屋調査士 | 981.1万円 | 土地家屋調査士 |
| 2位 | 建築施工管理技術者 | 679.1万円 | 建築施工管理技士 |
| 3位 | 建築設計技術者 | 679.1万円 | 一級・二級建築士 |
| 4位 | 電気工事士 | 628.1万円 | 第一種・第二種電気工事士 |
| 5位 | 土木施工管理技術者 | 625.0万円 | 土木施工管理技士 |
| 6位 | 土木設計技術者 | 625.0万円 | 技術士、RCCM |
| 7位 | 配管工 | 523.1万円 | 配管技能士、管工事施工管理技士 |
| 8位 | 建設機械オペレーター | 487.9万円 | 車両系建設機械運転技能講習 |
| 9位 | 大工 | 485.5万円 | 建築大工技能士 |
| 10位 | 左官 | 466.9万円 | 左官技能士 |
出典:厚生労働省「職業情報提供サイト job tag」各職業ページ(令和7年賃金構造基本統計調査を加工した全国値/2026年7月確認)
土地家屋調査士は、土地や建物の位置・形状・利用状況を調査・測量し、不動産の表示に関する登記申請を代理する専門職です。
資格試験の難易度は高いものの、独占業務があり、独立開業も目指せることが高収入につながっています。
マンション、ビル、商業施設などの建築現場で、工程・品質・安全・原価を管理します。
多くの職人や協力会社をまとめる責任の大きな仕事ですが、経験者や1級建築施工管理技士の有資格者は好待遇の求人を探しやすい職種です。
建築主の要望や敷地条件、法令、予算を踏まえて建物を設計します。
意匠設計・構造設計・設備設計など専門分野があり、大規模建築に携われる一級建築士や高度な設計スキルを持つ人ほど収入アップを狙いやすくなります。
住宅やビル、工場などで配線、照明、受変電設備といった電気設備の工事を行います。
電気工事には資格が必要な作業があり、第一種電気工事士や電気工事施工管理技士を取得すると、担当できる工事の幅やキャリアの選択肢が広がります。
道路、橋、トンネル、河川などの土木工事で施工計画を立て、現場の工程・安全・品質・予算を管理します。
公共工事や大規模インフラを扱う機会も多く、1級土木施工管理技士や現場経験が評価されやすい仕事です。
道路や橋、上下水道などの社会インフラを計画・設計する仕事です。
CADだけでなく、構造計算、地質、防災、環境などの専門知識が求められます。技術士やRCCMなどの資格がキャリアアップに役立ちます。
給排水、ガス、空調などの配管を建物や設備に取り付けます。
生活や事業に欠かせない設備を扱うため需要が安定しており、配管技能士や管工事施工管理技士を取得して、職長・施工管理へ進む道もあります。
油圧ショベル、ブルドーザー、クレーンなどを操作し、掘削・整地・運搬などを行います。
操作する機械に応じた免許や技能講習が必要です。複数の重機を扱える人や、大規模現場で経験を積んだ人は評価されやすくなります。
木造住宅を中心に、構造材の加工・組立て、床・壁・天井の施工などを行います。
技術力がそのまま仕事の質に表れる職種で、経験を積めば棟梁や独立も目指せます。建築大工技能士は技術を証明する資格のひとつです。
コテを使い、壁や床にモルタル、漆喰、土などを塗って仕上げます。
見た目の美しさと耐久性を左右する専門技術で、経験による技能差が出やすい仕事です。伝統建築や意匠性の高い仕上げで強みを持つ職人もいます。

未経験から入りやすさを重視するなら、建設機械オペレーター、配管工、大工など、見習いから技術を身につけられる求人が候補です。
将来的な収入を重視するなら、現場経験を積みながら資格を取得し、施工管理や職長を目指せる会社を選ぶとよいでしょう。
求人を見る際は「未経験歓迎」だけでなく、資格取得支援、研修内容、昇給基準、資格手当、将来のキャリア例まで確認するのがポイントです。
月給が高く見えても、長時間労働や頻繁な出張を前提にしている場合があります。
基本給・手当・賞与を含む想定年収と、休日・労働時間の両方を確認してください。
目指せますが、入社直後から高収入になるとは限りません。現場経験を積み、資格取得や職長・施工管理へのキャリアアップを重ねることが現実的な近道です。
大工や配管工など、見習いから始められる求人はあります。ただし、実際の作業では資格や技能講習が必要になる場面があるため、入社後の取得支援がある会社がおすすめです。
基本給だけでなく、固定残業代の有無、賞与実績、資格手当、出張手当、昇給例を確認しましょう。「モデル年収」がある場合は、年齢だけでなく経験年数や役職も確認してください。
売上が増える可能性はありますが、経費・社会保険・税金・仕事がない期間も自分で負担します。売上と手取りは同じではないため、独立前に収支を具体的に計算する必要があります。